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2008年05月 アーカイブ

2008年05月30日

第1回

■■■第一回(祝・初回!!!!)■■■

まずは第一回として、当店の大きな特徴となっている、アンティークグラスについてお話したいと思います。アンティークの持つ独特の雰囲気を感じて頂けたら幸いです。

■■■アンティークグラスの特徴■■■

当店で使用しているグラスですが(詳しくは画像を是非↓)、
http://www.gottin.jp/antique/antique001/index.html
アンティークならではの特徴が随所に感じられるグラスだと思います。
(なおアンティークと言う定義は曖昧ですので、半世程度前のグラスを目処とします)

!!見た目が違う!!
現代ほどの大量生産を行なわない時代ですので、当然と言えばそうですが、この歪んだ作りが凄いです。現行品でしたらおそらく廃棄です。むしろこの歪さが温かみを感じさせるのだと思います。
指で縁を触るとシャープで無い事が良くわかります。これだけ金彩の入ったグラスでも歪んでいるのですから、それほど厳格な生産基準がなかったのかと思います。実際に小さな気泡、若干歪んだカッティング等、細かく見ると色々見えてきます。
もし、皆さんがどこかでアンティークグラスと接する機会がありましたら、じっと凝視して見て下さい。歪んだ部分が見えてくるかと思います↓
http://www.gottin.jp/antique/antique002/index.html

!!重さが違う!!

手に持つと、比較的軽いのがアンティークグラスの特徴です。それに対して、現行品のグラスは鉛(酸化鉛)が多めに入っているので、重くなります。加工もやり易いと言われています。現行品を敢えて言うなら、重くて脆いグラスです。
誤解を恐れずに言うならば、アンティークは鉛の比率が低い場合が多いです(入っていても現行品と比べると鉛の比率は少ないです)。鉛の代わりに、木(ブナや樫)を燃やした灰を入れて透明にしています。軽くて堅いのが特徴です。それだけ加工も難易度が上がります。またアンティークは現行品よりガラスが薄い傾向があります。
乱暴な言い方をすれば見た目より重さが軽いとアンティークの可能性が高いです。
実際、アンティークバカラはデザインの違いもありますが、現行品と比べると軽い印象があります。

!!商標が無い!!

現代の高級グラスメーカーには間違いなく商標(ブランド名)が刻印されています。グラスの裏をみれば直ぐわかると思います。
しかし、アンティークグラスには商標が入っていません。これは殆どのアンティークグラスに共通しています。例えば高級グラスメーカー・バカラですが、商標が入りだしたのは1936年以降です。
もっとも、より正確に言うならば、ブランド名は入っていました。ただし、現代のように掘った刻印銘ではなく、「シール」が張られていたのです。これでは後世に残るのが難しいかと思います。
勿論、シールが残っているのもありますが、想像できるように、シールはすぐに取れてしまします。そういう事情から、アンティークグラスは直ぐにメーカーを特定しにくい場合が多いのです。


~~~■~~~■~~~まとめ~~~■~~~■~~~
現行品も素敵ですが、アンティークの持つ独特の雰囲気も負けずに素敵だと思います。もしアンティークに興味があったら、是非手にとってその軽さと良い意味でのおおらかな技術を感じてもらいたいと思います。
そして許されるなら手に入れて使って欲しいと思います。半世紀以上前のアンティークグラスですがグラスは使ってこそ味があるのだと思います。

☆当店のグラスは大半がアンティークグラスです↓
当店にお越し頂きグラスの良さを味わって頂くのも素敵かと思います(笑)
http://www.gottin.jp/antique/index.html

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